8月19日(木)

この日はプーケットタウンとビッグCなどなどで買い物をした後、ホテルの外で夕食という計画でした。夕食には昨日JW Marriottでいただいたクーポン券を充てる予定です。JW Marriottのクーポン券
さて、この日は到着以来初めて、朝から雨となりました。それも短時間でザーッっと降ってぱっと晴れるスコールという感じではなく、どうも雨雲は腰を据えてしまったような雰囲気を感じます。長女は、昨日カクテルタイムで仲良くなったKさんご一家のお嬢さんとプールで遊ぶ約束をしていたので、ひどくがっかりしています。未練がましくプールを見に行ってみましたが、さすがにプールに出ているゲストはいないようで、「誰もいな〜い」と帰ってきました。
買い物のためのタクシーは12時にお願いしていましたので、午前中一杯はホテルをふらふらすることにしてまずは昨日JW Marriottのデリで買ってきたパンで朝食。デニッシュ類、クロワッサン、ケーキと適当につまみました。ケーキは見た目もかわいらしく、甘さもくどくなくてボリュームも丁度良かったです。日本人の口にとても合うのではないかと思いました。一個200円から300円ほどで種類は10種類以上並んでいました。もちろんタイでは破格に高いのでしょうが、ホテルで買うケーキ、ということを考えたらお手頃だと思います。その後雨降りの日の定番、キッズルームで遊ばせたり、部屋でアニメなどを見ているとあっという間に待ち合わせ時間となりました。福建麺のお店とその隣にあるという焼きそばのお店

この日もドライブはアリに頼みました。まずはプーケットタウンに向かいます。目的はSOMCHIT NOODLE という福建麺のお店とその隣にあるという焼きそばのお店。どちらも評判のお店のようですが今まで一度も訪れたことがなかったのです。食後ロビンソンデパートで少し買い物をしようと思っていました。出発する頃には雨は上がっていましたが空はどんよりして、いつまた降り出すかわからないような曇天でしたので、一応ホテル備え付けの傘を借りて出発しました。
SOMCHIT NOODLEはタウンの時計塔のロータリーを目指して行ってみると、すぐに見つけることができました。ちょうどお昼時でしたが待たずに座ることもできて一安心。ドライバーのアリも食べたことがないと言うので一緒にどう、と誘いました。ワンタン入りのバーミーと、トムヤムのバーミーを汁ありで2杯ずつオーダー。長女と私がワンタン入り、アリと夫がトムヤムにそれぞれトライ(長男は眠くなってしまい、ぐずって食べませんでした)。タイではどこでも見かける卓上の4種の調味料ですが、アリはどんな風に入れるのかと興味津々で見ていると、ワンタン入りのバーミーなんとトウガラシをティースプーン2杯くらいぱっぱっと当たり前のようにして入れるので仰天してしまいました。スープはたちまち真っ赤に・・・。辛いものは相当好きな私たちもこれには恐れ入りました。

このお店は、本当に本当に美味しかったです。思い出すと反射的によだれが出るほど。スープは結構あっさりしていて「しょっぱく」ないのですがなんともいえないダシの深い味わいです。麺も細めのちぢれた麺で、日本人の好みに合っているのではないかと思います。何度も美味しい〜を連発しながら平らげました。一杯の量が控えめなせいもありますが、夫はあまりの美味しさに感動して立て続けに2杯食べてしまいました。私は隣の焼きそばのお店もはしごする予定だったのでやめておきましたが、本当は2杯軽く食べられそうな味でした。結局5杯もの麺を平らげたことになります。確か150バーツ位支払った気がします。SOMCHIT NOODLEの調理場

アリとは90分後に待ち合わせすることにして、徒歩5分ほどの場所にあるロビンソンデパートへ。金曜日に長女がラグーナのキッズ向けツアーのキャンプラグーナに参加することにしていたのですが、スニーカーを持参してこなかったのでここで購入。とても軽くて履き心地が良いものを300バーツほどで買うことができました。しばらくおもちゃ売り場などぷらぷらしてから今度は焼きそばのお店へ。ここで焼きそば2杯とコーラを2本オーダーしました。お持ち帰りの人も、店内で食べる人も何人も待っていたので私たちの分が来るまでは15分ほど待ちましたのでその間、調理の様子などを撮影させてもらいました。

お待ちかねの焼きそばは、結構濃い茶色をしています。中央に乗っている卵にはさっと火が通っていてとろとろ。それを絡めながらいただくともう最高です。携帯電話ショップにオレンジの袈裟姿見た目より味は濃くなくて、さっきバーミーを食べたばかりなのにこちらもするすると食べられてしまいます。これは美味しい!忘れられない味でした。満腹以上の状態になってふらふらでアリと合流。今度はジムトンプソンのアウトレットが入っているコートヤードに向かいました。アリはコートヤード知っているかなぁと、プリントアウトしていったWEBのページを見せると、「ああ、知ってる、知ってる」という感じでさっさと出発。プーケットタウンの中心からは10分足らずだったと思います。カナルビレッジのアウトレットよりもカーテンやソファ用の布地が豊富でした。小物もちょっと品揃えが異なっているため、ついついまたあれこれ買い物してしまいました。さらに今度はBIG CへGO!ここでは1時間ほど夫が電気街で買い物し、子供はプレイランドで遊んで終了です。ここで微笑ましい光景を見ました。オレンジの袈裟をまとったまだ少年のようなお坊さん2人が熱心に携帯電話売り場であれこれ品物を見ています。普通の男の子なんだろうなぁと思うと可愛らしくて、こっそり写真撮影してしまいました。

プーケットの床屋さん時刻はもう夕方です。さて、最後に向かったのは地元の床屋さん!これまで何回かのドライブの最中に実はあちこちにある床屋さんや美容院が非常に気になっていました。散髪というのはいったいいくらくらいでできるのか?子供のカットだったら試してみるのも面白いのでは?ということで、アリにホテルの近くの床屋さん(床屋さんなのか、美容院かは今一不明なのですが)に案内してもらいました。長女は三つ編みをしてしまったので、長男のカットと夫の洗髪と顔のマッサージをお願いしました。長男はいつも家で適当にカットしていたので、初の散髪体験にいささか緊張気味のようです。カット担当のお姉さんは櫛ですきながらハサミでカットしていく方法でした。さっぱりして本人もまんざらではなさそうです。夫の洗髪とマッサージもとても気持ちが良かった!とのことでした。全部で170バーツとは驚きの安さです。

アリの愛娘ナスア長男の散髪中、ドライバーのアリと、長女と私は店内のソファに座って待っていました。壁に貼ってある値段表の意味を聞いたりして雑談していたのですが、アリがふと我が家の長女の鼻をつついて、「この鼻が自分の娘とよく似てるんだ〜」というようなことを言って、面白がっています。そういえば昨年も長女のおかっぱ頭を見て自分の娘とよく似ているという話をしていたな、と思い出しました。会ってみたいな、と私が言うと是非来い、と言ってくれたので甘えて訪問してみることにしました。
アリの家はラグーナエリアからは車で10分もかからない距離でした。残念ながら奥さんが買い物に出かけているということで会えなかったのですが、ナスワという名のアリの娘さんに会うことができました。年齢も家の長女と同じくらいで、突然がやがややってきた日本人4人家族を見て随分はにかんでいます。でも家の娘と並んで写真を撮ってくれましたが、本当に鼻がそっくりで笑ってしまいました。隣の家はアリの母親の住居で、アリが家を建てたのだとか。たまたま外に出ていたお母さんとも挨拶を交わしました。アリの妹一家もすぐ近くに住んでいるそうで、その家の子達が開けっ放しのアリの家に出入りする様子を見ると、昔は日本もこうだったのかな、と微笑ましい光景でした。バンタオのエリアはムスリムの人々が多く住んでいる、ということを以前聞いたことがあったのですが、やはりアリもムスリムだそうで、自宅のすぐ近くにモスクがありました。ちょうどアリの家を出ようとした時間がお祈りの時間になったようで、大音量でコーランの朗唱が聞こえてきます。初めて触れるプーケットの一面で、感動してしまいました。さんざんアリを引っ張りまわしてしまいましたが、イヤな顔ひとつせずに付き合ってくれました。

最後はラグーナエリアのエントランスの手前にあるイタリアンレストランのTOTO(オフィシャルサイト)で夕食です。TOTOからシェラトンまではレストランが無料送迎があるので、ここでアリとは別れました。この日も1000バーツ御支払い。時刻は6時半頃になっていました。夕飯にはさすがにまだ早いらしく、お客は我が家の家族のみ。テーブルクロスがきちんと掛けられ、キャンドルが揺れる店内の様子を見て、うるさい子連れで、しかもスーパーの買い物袋をいくつもぶら下げた私達はちょっと場違いか?と一瞬躊躇したのですが、わらわらと現れたスタッフ達があっという間に荷物を預かり、席に案内してくれました。ヒマな時間帯だったせいもあるのかもしれませんが、このお店は本当にサービス良く、料理もとても美味しかったです。ビール、オレンジジュース、シーフードサラダ、ピザ、パスタ、グリルした海老(大きくて付け合せもたっぷり)などなど、どの料理もボリュームたっぷりで家族4人もう満腹で動けません、というほど食べて1500バーツでした(TOTOのメニューはこちら)。大満足。前日もらったクーポンももちろん使えましたので差額の500バーツとチップのみ御支払い。ここはまた行きたいお店です。なんとか長男も静かに座っていられました(フォークを落としたりはしましたが・・・)。空いているLagunaのTOTO店内

食事を終えて8時近くなるまで結局店内は我が家一組だけでしたが、ホテルまでの送迎の車を待っていると、だんだんと欧米人の家族連れなどが姿を見せるようになりました。やはりディナーは8時以降ということなのでしょう。こんなに空いていて大丈夫か?と夫とひそひそ話していたのですが。

結局日中はお天気はぐずついていましたが、ショッピング三昧だったため気になりませんでした。夕方からは空も明るくなってきたので、明日はプールに入れるのでは?と話しながら満腹のお腹をかかえて就寝しました。

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