シェラトンホテルからビーチへ出て、そこから20mほど左に向かうとおばさんたちが、テントの下でお客待ちをしています。タイ名物のタイマッサージです。ビーチの木陰で行うため、ホテルのマッサージと比較して、価格は3分の1程度の1時間300バーツ(約900円)です。シェラトンのみならず、ホテル近くのビーチには必ず、この手のマッサージがあります。ラグーン地域はどこでも1時間300バーツですが、以前カタビーチでは200バーツだったので、ビーチによって値段が多少違うかもしれません。
タイマッサージは頭のてっぺんからつま先までからだのあちらこちらをやわらかく揉みほしてくれるので、あまりの気持ちよさについつい眠ってしまいます。マッサージを受けているのは、白人系か中国系ばかりで、日本人は恥ずかしいのか、あまり見かけません。私はいつも最低料金の1レディ1時間のコースを選びますが、必ず2レディのコースを勧めてきます。これは、単に同時に2人のあばさんがマッサージをするだけなので、同じ600バーツ払うのならば、個人的には1レディ2時間の方がよりからだが解れるのではないかと思います。
また、おばさんによっては、マッサージで使っているオイルを勧めることもありますが、これが最初の売値が200バーツ、しかし断っていくと最後に100バーツまで落ちます。100バーツならばチップと考えて、私は購入してしまいましたが、このタイ製のマッサージオイル(というよりタイガーバームのようなクリーム)は、塗ると結構気持ちよかったので、いいお土産になりました。

マッサージ中はおばさん達がたわいも無い会話をしているのですが、この話し声が子守唄のように聞こえて、とても眠気を誘います。
マッサージを受ける時間としては、涼しくなる夕方がお勧めです。昼間ですと暑くてマッサージ中にビールが欲しくなります。それと女の子には髪のビーズ編み(Hair Braiding)が人気ですが、来年は娘にやらせてみようかと思います。これも何故か欧米人か中国系しか依頼しません。