Grande Villaの部屋は、長期滞在型なので、ホテルと言うより、コンドミディアムと言ったほうがよいかもしれません。冷蔵庫、電子レンジ、コーヒーメーカー、食器類など、部屋内で簡単な調理ができる機器が揃っています。先ずはコンセントですが、タイは220Vのため、日本から持ち込みの100V仕様の利用は不可能ですが、ビデオカメラやデジタルカメラの充電が240Vまで対応していれば、変換コンセントがなく、直接接続できます。マルチコンセントのため、日本のみならず、北米、ヨーロッパ全てのコンセントが繋がります。電話は、Panasonic製でしたが、こちらは外線に9番をまわす以外は、電話機上面に書かれている方法で使えます。ほぼ通常のホテルの電話と思えばよいでしょう。タイも最近は携帯が大流行なので、ホテルから携帯に掛けるときは、01から09までの番号が最初につきますので、外線で9-01-1234567のようになります。

部屋にPanasonic製のDVDがあるのを昨年より分かっていたので、試しに「トトロ」のDVDを持ってきて視聴確認しました。パナソニックのDVD-RV31は国内でもリージョン・フリーに改造できる機種として有名ですが、アジア輸出向けは恐らく、リージョン・フリー化されているのではないかと思います。日本版はリージョン2ですが、TVがNTSC仕様のためタイのテレビに映るかどうか分かりませんでした。しかし、結果はご覧のとおり、見事に国内版DVDが映っています。北米版は確認していませんが、宿泊客も多いことから映ってもおかしくありません。いずれにせよ、持込のDVDソフトは映りますので、子連れの場合は好きなDVDを持ち込むことをお勧めします。加えて、日本より持ち込んだPanasonicポータブルDVDプレーヤーも、TVに接続して問題なく映りました。

シャープ製の電子レンジは、オーブン機能のない単機能レンジです。トースターは別途置いてありました。コーヒーメーカーはドロップ式で、部屋には1日2パックのコーヒーが提供されます。1パックあたりコーヒー2杯作れます。わが家は、バトンビーチのスターバックス店(現在プーケットではここだけ)で豆を購入して飲んでいました。水は水道水が飲めないため、部屋に毎日提供されるビンの飲料水を使います。飲料水はうがいなどでも使うので、各階の洗面所に必ず2本置いてあります。
TVはケーブルなのでスターチャネルやローカル局以外にもNHKが映ります。ただし、番組編成が多少違うため、結構地味なドキュメンタリーを放映しています。マンガはカートゥーン・ネットワークが映りますが全て英語です。
また、Grande Villaの宿泊客にはDVDソフトの貸し出しがありますが、字幕はタイ語が中国語が中心で日本語はありません。本の貸し出しもありますが、基本的には宿泊客の寄付によるものです。もちろん日本語もあります。我が家もガイドブックを含めて既に15冊ほど寄付しています。

1階のキッチンとリビングには小さなシンクとシャープ製冷蔵庫があります。冷蔵庫は空ですから、初日の買い物で必要品を補充したほうが、滞在中には節約できます。右下の写真は2階のバスルームにある洗面です。水は毎日補充されるボトルが右側で備え付けてありますので、うがいはこの水を使います。
ヘヤードライヤーは寝室それぞれにありました。つまり計2つ。電子蚊取りもありましたが、蚊は滞在中、部屋の中では1度も刺されませんでした。蚊そのものが、日本の夏よりは少ないようです。ただし、噛まれたときは、タイで売られているクリームがよく聞きました。しかも、タイは薬が安いので(だいたい日本の3分の1以下)、普段良く使う薬を買って帰るのもよいと思います。
最後にJWマリオットのスイートルームや新しく販売を始めた豪華ゴルフVillaと比較してみてください。