成田-プーケット間の国際線のチケット-値段の相場とマイレージプラスの利用

夏休み時期の成田-プーケットの直行便は、やはり便利なため7万前後の価格がついてしまいます。そうであれば、あと2-3万出してパッケージツアーの方がお得な感じがしますが、パッケージ料金はホテルを何人かでシェアしての料金ですから、部屋当たり料金を課す欧米方式の価格設定では、滞在が長期になればなるばとホテルを別にした方が全体としては安くなります。また、パッケージツアーではホテルの部屋の選定が、希望どおりに行かないため、ラグーナ地域の高級ホテルに宿泊する場合は、最初から部屋のグレードや条件を指定して航空券と別に予約した方が、旅行の満足度が断然高くなります。
そこで、国際線を少しでも安くする方法ですが、直行便ではなく、バンコクかシンガポールを経由する便を使う手が1-2万くらい料金を節約できそうです。しかし、これでは、バンコクやシンガポールにおいてトランジットの間、長い時間待つはめになりますから、逆に経由地では1泊してその地を楽しむと割り切った方がよいかもしれません。我が家では、往復路経由地で1-2泊していますが、そう割り切ることで、成田-バンコクもしくは成田-シンガポール間のチケットをマイレージ・プラスを利用して無料チケットを獲得するようにしています。仕事上海外出張もあるので、比較的楽に集まったのですが、クレジットカードのマイレージ獲得も1年で2万マイル(UAのアジア便エコノミー1名分)くらいは不可能ではありません。マイレージでチケットを獲得できれば、あと購入するのはバンコクーもしくはシンガポールからプーケットまでの航空券だけです。こちらの料金はだいたい往復でバンコク発は16,000円、シンガポール発は25,000円です。なお、UA(ユナイテッド・エアライン)は2万マイルでアジア便を獲得できますが、他のエアラインの特典は概ね倍以上のマイレージが必要です。

   
バンコク経由かシンガポール経由か?-安くなるチケットの取得法 運良くマイレージ・プラスの特典で、バンコクもしくはシンガポールまで無料チケットを獲得できた場合、どちらを経由するかは悩むところです。我が家は両方それぞれ何度も試しましたから、これまでの経験を元に、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。結論としては、シンガポール経由の方が、家族旅行としては楽しめました。バンコク経由の方が飛行機代は安いのですが、もし家族で1日市街ツアーを考えているのならばシンガポールです。理由としてはバンコクの国際空港は市街地まで遠いため、ホテルに宿泊中は、空港近くのショッピングモール以外特に行くところがありませんでしたが、シンガポールは小さい国ゆえ、タクシーで動物園(シンガポール・ズー、ナイトサファリ)やインド人街、銀座のようなオーチャード・ストリートなど家族連れで行ける名所が多いためです。特に動物園は日本の動物園と比較して、規模、動物の種類、そして間近で見れる点など行く価値は十分あります。ただし、ショッピングはタイと比較して高いのは当然ですが、ブランド物がお好きならば行くところが多々あるでしょう。
   
直通便を使わない場合のトランジット時の滞在ホテルはどうするか?

やはり、トランジットが入る場合は、その地で1泊するホテルを選ぶ必要があります。空港からの距離や、ホテル料金、また、観光の便利さなど、様々な条件で選択しますが、行きは観光を考えても、帰りはできるだけ、経由地での待ち時間を減らして楽に帰国の途につきたいものです。そこで、行きはバンコクの場合は、空港近くの中クラスのホテル(だいたい1部屋1万前後)、帰りは少し料金は高くなりますが、アマリの空港ホテル(1部屋1万5000円以上)がお勧めです。子連れでもエクストラベッドを入れてもらえば4人までなら泊れますし、もし広い部屋を希望の場合は2-3割高くなりますが、ファミリースイートを選ぶのも手です。
シンガポールの場合は、行きは空港近くの一般ホテルでファミリースイートを利用しても、1泊朝食付で15000円ほどでした(センチュリー・ロキシー・パーク・ホテル)。ここからタクシーで20-30分ほどで、シンガポール・ズーやナイトサファリ、またはオーチャード・ストリートでブランドショッピングが楽しめます。タクシーはとても安いので、頻繁に使っても気にならない料金です(日本の3分の1くらい)。帰国時は、UAの場合フライトが朝8時ごろの出発ととても早いので、チャンギ・インターナショナル空港内のホテル(Ambassador Transit Hotel)を利用すると便利です。1泊という考えではなく、時間により料金が決まるので決して安くは無いですが、目の前に飛行機が見える部屋(ファミリースイート)に泊ると結構わくわくします。ところで、空港で宿泊すると大変なメリットがあります。それはプーケットのホテルからのチェックアウトを遅くできるため、帰国の日でもほぼ1日(夕方5時ごろまで)、プーケット滞在を満喫できます。もし20:15のシルクエアー・シンガポール便ならば、6時にホテルをでれば、余裕で間に合います。この便だとちょうと11時ごろシンガポールの空港ホテルにチェックインでき、6時間の宿泊料金で翌日朝のUAの成田行きにボーディングできます。

   
ホテルの予約-ホテルのパッケージ料金か、ホテル代込みの格安ツアーか? シンガポールやバンコクのホテルの予約は、シルクエアーなどのエアラインも含めて、日本語でメールで予約したい場合、パンダトラベルが今までの経験上お勧めできます。例えばシルクエアーを国内で購入するととても高く、経由するメリットが得られません。パンダトラベルでは、恐らく現地価格に準じた値段で販売していると思われます。
一方、プーケットのシェラトン・グランデの場合、ホテルが独自に開発したパッケージの宿泊プランがあり、こちらが値段だけではなく、サービスも含めて大変魅力的な構成になっています。例えば、シェラトンの正規値段(この値段で泊ることは無いですが)とWEBから申し込めるPackages & promotionsを比較すると部屋代の価格で様々な特典がつくのがわかります。このパッケージは残念ながら乾季であるハイシーズン(12-3月ごろ)は適用されない場合があるようです。また、毎年パーケージが変更するので、必ずしも以前と同様のプランがあるわけではありません。我が家が以前選んだプランは1週間滞在のプランで、1泊の料金と言うより1週間、食事込みでいくらと言う感じでした。その時は2家族で宿泊したので、2ベッドルームのVillaで5人で1泊平均300ドルほどでした。
   
タイバーツの両替えとクレジットカードによる支払い 両替の件は知っていれば、どうということは無いのですが、香港と違って両替所によってレートが違うことはなく、どこでも同じですから、留意する点はその日のレートと言うことになります。ただし、ホテルではレートが悪いので、やはりプーケット空港に到着したとき、空港内の両替所(2箇所あります)で必要分、バーツを入手するのが賢明です。ただし、マイレージを貯めることを目的とする場合は、支払いはカードで済ませるのがよいでしょうが、多少レートは悪くなるようです。