プーケットを代表するエンターテイメント・ショーは、1999年よりスタートしたFantaSea(ファンタシー)であると言えるでしょう。それまでは、サイモンキャバレーが、プーケットの看板でしたが、テーマパークの規模に於いても、ショーの内容そして出演者の数に於いても、圧倒的な物量を投じたファンタシーは、タイに於いても最大級のエンターテイメントです。ショーを紹介するにあたり、ホールの撮影は許可されていませんので、FantaSeaのサイトから勝手に抜粋させていただき、ここに子連れファンタシー・ツアーの感想を紹介したいと思います(写真の利用は許可の確認が必要なため、写真が掲載できなくなる場合がありあます)。
ショーの申し込みはホテルのツアーデスクで行えます。3歳以下は無料でしたが、1人1000バーツ、子供料金は700バーツです。サイモンキャバレーは大人も子供も席を確保する限り同料金でしたから、良心的といえます。 しかし、1人1000バーツとは、タイの物価を考えればとても高額です。日本の物価に合わせれば、1万円以上の感覚です。
ホテルでツアーを申し込めば、5時ごろバスが迎えに来ますが、送迎込みの料金は少し割高で、大人子供ともプラス200バーツです。また、夕食つきもありますが、こちら1500バーツでした(子供料金は1100バーツ)。我が家は、夕食付きは高いので、他の観光といっしょにタクシーをチャーターして、夕食を済ませてからショーだけ見に行きました。料金詳細はLagunaのツアーガイドに掲載されています。

Fantaseaのパンフレット
プーケット島の地図

パーク内の店舗入り口はカラフルなイルミネーションで幻想的です。ライトのトンネルの下を潜り抜けると、パーク内に入場です。ショーは夜9時からですが、パークは5時半からオープンしていますので、早めに行けばパーク内のショップやゲームセンターなど楽しめるところが多々見つかります。また、象もショー会場近くに、何頭も待機しており、各自記念撮影ができます。
会場内には、記念撮影のコーナーがあり、小象と一緒に撮影して貰えます。確かキャビネ版程度の写真が250バーツで、紙の写真盾と一緒にショー終了後もらえます。これはとても記念になったので1枚購入することをお奨めします。ショー会場に入場するとき、荷物検査があり、カメラ等撮影機材は預けることになります。預けてしまうと終了後受け取りの際に多少時間を要するため、受け取りを素早く行くことが必要です。
さて、ショーの内容ですが、タイ舞踏、タイとビルマの戦争をテーマにしたミュージカル仕立ての劇、コメディータッチのマジック、 暗闇でサーカス団員が光る空中ブランコ、そして最後に象が一瞬に消えてなくなる大仕掛けのマジックがあります。それぞれ、言葉がわからなくても、大人も子供も楽しめる内容となっています。少し気になった点は、1999年と2002年に2度見に行きましたが、記憶する限りショーの内容はほぼ同じでした。3年経過したので、違う内容を期待したのですが、基本構成はほぼ同じ、演出が多少洗練されてきた感じです。
終了後は出口に向かって帰るだけですが、会場外では再度象の大群に会うことができます。バナナを購入して象にあげたり、ショーの余韻を楽しめます。ショップもまだオープンしているので、ぶらぶらとウィンドーショッピングしながら出口まで歩いて行きます。ただし、帰る客が大勢なので、迷子に気をつけないと、群集にまぎれて子供を見失うことになります。

ショーホール、花火はありません
料理の写真、実際の内容は未確認です。ディナー会場、1人500バーツ
イルミネーションのトンネル
今年(2003年)より、定休日を木曜に変更したようです。また、ショー自体は1000バーツと高い料金ですが、単にパーク内の見学とショッピング、ディナーのみならば、入園料は1人60バーツです。幻想的なイルミネーションとパーク内の変わった建物を見るだけでも楽しめます。
ショー会場 ステージのフィナーレ
最後に、ショーの価値は見た人によって違いますが、我が家は大人2人に子供1人の料金でディナー無しのツアーに参加したので、1万円以内で十分楽しめました。島のツアーとあまり変わらない値段ですが、ディズニーランドに通じるエンターテイメント性は、1度見に行く価値はあったと思います。
FantaSeaシアター入り口 FantaSeaレストラン
FantaSeaショーの劇場入り口です。象の像が迎えてくれます。 ディナー付きツアーもあります。レストランの中です。
お断り:劇場は写真撮影が許可されていないため、FantaSeaのサイトや他の紹介サイトから抽出して紹介しています。