シンガポールよりシルクエアーに搭乗今回は8月17日から23日まで6泊7日の滞在でした。雨季の旅行のためオプショナルツアーやシュノケーリングなどのアクティビティには期待せず、楽しみは専ら食べることとシンハービール!出発前は、「7日間×3食で20回もタイ料理が食べられるじゃーん!嬉しーい!」なんてわくわくしておりました(毎回考える)。実際は二人の子供を連れた旅行ゆえ、毎食のんびりとレストランで食事なんていうことは不可能で、朝食は部屋でささっとフルーツや菓子パンで済ませたこともありますし、いわゆるちょっとドレスアップして出かけるレストランなんて全く経験しておりません。でも「安くておいしい」、「子連れでOK」、なお店はいくつか体験してきましたので日記形式でレポートしたいと思います。

8月17日(日)
シルクエア756便13:25シンガポール発14:05プーケット着のフライトにてプーケットへ。シンガポールとプーケットでは時差が1時間あるため所要時間は1時間40分ほど。曇り模様のプーケットシルクエアでは軽食としてチキンのラップサンドイッチが出ましたがこれがなかなかのお味。でも昼食としては足りないのでチャンギ空港で購入しておいたエッグタルトもひとつ。これはひとつ1S$(70円)。冷めてはいましたがボリュームも十分でおいしくいただきました。子供達は離陸時の震動に眠気をもよおして寝入ったまま、その後フライト中ずーっと寝てくれて助かりました。着陸すると同時に、窓には激しい雨粒・・・。フライト中も「プーケット空港の天気は曇り」とのアナウンスがあり、上空からも見えるのはただひたすらに厚い雲だったので覚悟はしていましたが、到着したときにプーケットの青空と青い海が見えないのは寂しいものです。考えてみると雨の中到着するのは初めてでした。さらに入国審査は長蛇の列。しかも全然進んでいないかのように見えます。子供を連れていると優先的に手続きしてくれたときもありましたが、今回はもうほとんどの乗客が家族連れではないかと思えるほどの子供の多さ。延々30分以上かかってようやく入国することができました。入国審査の列のすぐ脇にベンチがありましたので、子供と夫は座って待機。子供達はここで少しお菓子をつまんだり、私は持参した本を読みながら並んでいる時間をつぶしたのでした。前後に並んでいた欧米人の家族連れも完全にあきらめ顔でした。荷物のピックアップと両替はスムーズに完了し、空港のタクシーサービスでバンタオビーチに向かいます。このタクシーは一社独占なのかよくわかりませんが、目的地別に料金が決まっていて前払いとなります。バンタオビーチへは450バーツ(1,350円)。バンタオビーチは比較的空港に近いエリアで所要時間は20分から25分程度です。タクシーに乗り込む頃には雨はいったん上がって薄日も射して来ました。タクシーは新車のようにピカピカのトヨタ車(カムリだったような記憶があります)で快適なドライブでした。
プール周りが改築中
ホテルに到着後、まずレセプションでおしぼりのサービスがあります。日本人のゲストには日本人のスタッフが対応してくれるようで、そこで天気のことやSARSの影響について少し世間話をしていると、ビラ担当の女性スタッフがお迎えにきてくれました。女性スタッフと共に部屋に向かう途中、ビラ用のプールが見えたのですがここでびっくり。プール周りが改築中で、デッキチェアを並べてくつろぐ芝生のスペースの大部分が使用不可になっていました。衝立がぐるりと張り巡らされていて、見た目もがっくりという感じ。でも改装などは比較的ゲストが少なく、暑さも和らぐ雨季に行うのがベストなのかもしれませんから仕方ありません。来年綺麗になっているのを楽しみにまた訪れることにしましょう。気を取り直して早速出かけることにしました。実は子供達は早くも「プール!プール!」と大騒ぎだったのですがこの日はもう泳げそうな天気ではありません。BigCのプレイランド初日は食料品の買い物と、プーケットタウンのウィークエンドマーケットに行きたかったので子供達にはBIG Cのプレイランドに行くことを約束して出かけました。シェラトンからシャトルバスに乗り、隣接するホテルアラマンダにてタクシーと値段交渉。この日は ホテル→BIG C→プーケットタウン→ホテル というコースで700バーツ(2,100円)にて交渉成立となりました。タクシーに乗りこむ寸前にまたもやスコールが始まりました。相当雨足が激しく、その中をタクシーはびゅんびゅん飛ばすのでちょっとびくびくしてしまいました。25分後にBIG Cに到着したときにはほとんど雨は上がっていました。この日は相当変わりやすいお天気だったようです。夕飯はウィークエンドマーケットの屋台を試してみたいと思っていたのですが、子供が食べられない場合と、雨で屋台が開いていないこともありえると思ったので、まずBIG C内のケンタッキーフライドチキン(KFC)にて軽く腹ごしらえをしました。チキンとポテトで子供達はご機嫌です。KFCはもともとのチキンの味が良いのか、日本で食べるよりおいしく感じるから不思議です。その後は数日間分の買い物をしてから子供達お待ちかねのプレイランドへ。                            
タイのお菓子「カノム・ブアン・タイ」タクシーとの約束の時間になり、外もすっかり暗くなったころプーケットタウンのウィークエンドマーケットに向かいました。このマーケットはとても楽しい場所でした。観光客の姿はほとんど見られません。皆家族や友達と連れ立って夜店を冷やかしてぶらぶらと散歩しています。日用雑貨から果物、アロマキャンドル、おもちゃやアクセサリーに洋服などなど、1時間や2時間はあっという間に過ごせそうな場所でした。ここでカノム・ブアン・タイ(1つ1バーツ 3円)を味見。これはさくっとした薄い甘いせんべいのような生地の上に泡立てたランパクが乗ったお菓子で、日本人にもなんとなく懐かしく感じられるお菓子でおいしかったです。夕飯を取るための屋台を探していると、石でできたベンチとテーブルが置かれた一角があり、その脇でおじさんが鍋をふるっていました。奥さんらしきおばさんがオーダー担当のよう。屋台のパッタイショーケースにはバミー(小麦麺)も並んでいるし、3人ほどの女の子がガイ・パッ・バイガパオ(鶏のバジル炒め)と思われる料理を食べていたのでその屋台を試すことにしました。「バミー1つと、あの女の子が食べているのと同じものね」という調子でオーダーして、さらに隣の屋台で持ち帰り用のパッタイとフライドポテトも購入(パッタイもポテトもそれぞれ10バーツ・30円)。パッタイを持って戻ると鶏のバジル炒めとバミーを使った焼きそばが出てきました。この焼きそばはあとで確認したところホッケンミーとも呼ばれるプーケット名物の焼きそばだったようです。炒めた麺、青菜、豚肉に半熟の卵が絡んでこれは最高においしかったです。ビリリと辛い鶏のバジル炒めを御飯に添えた一皿もとてもおいしくてこれが両方で70バーツ(210円)。缶ビールも30バール(90円)ぐらいで隣の屋台で買えますので、料理と共に飲んで安上がりで大満足の夕飯となりました。その後果物の屋台にてマンゴーとマンゴスチンを買い込み、子供にちょっとしたおもちゃを購入して、タクシーにてホテルに戻りました。

2日目に続く