2004年の夏は熱帯夜1ヶ月以上続く異常気象です。暑い休みには近くて安い市民プールが1番ですが、南大沢の住民にとって、近場の市民プールといえば、八王子市内の市民プールよりも多摩市のアクアブルー多摩のほうが身近でしょう。ここは入場料大人500円ですが、巨大なウォータースライダーがあり、施設としては遊園地のプール並です。しかし、何度か子供を連れて行きましたが、とにかく監視員が煩くて落ち着いて遊べません。いつも怒鳴るようにこまごましたことまで注意してくるので、非常に不快でした。安全のため子供に着用させた浮遊水着にまで何度も違う監視員が注意してくるので、さすがにもう行く気をなくしました。
毎年のプーケット旅行では、いつものんびりとプールサイドで過ごすのが好きですが、家族で泳ぎにいくには、近場で安く、安全で、そこそこの施設があるプールが理想です。
神奈川県愛川町の田代運動公園は、相模原方面の人には多少知られていると思いますが、八王子から行く人は少ないでしょう。むしろ公園近くの河原でバーベキュー目的で行くこともあるかと思いますが、八王子市民はどちらかといえば秋川の方面に行きます。
田代運動公園の市民プールの魅力は、やはりのんびりと家族で遊べるところです。監視員は必要以上に煩くありませんし、注意するときも丁寧で好感が持てます。また水泳帽子の着用もなく、水着の制限もありません。ほとんど点が常識範囲内であれば、煩く言ってくることはありません。
また、プール内にゴザを持ってくることが可能で、ここでは酒以外、及び缶・ビン以外の飲み物、そしておにぎり程度のお弁当を持ち込んでも大丈夫なようです。当然のことながら施設も市民プールとしてなかなかです。ウォータースライダーもありますし、なんといっても山々に囲まれているため、リゾート気分に浸れます。入場料は大人300円、子供150円で時間制限もありません。さらに駐車場も無料です。南大沢からは車で相模川の高田橋経由で40分ほどです。南大沢から町田まで40分ほどなので、遠さは感じられません。むしろ40分で自然に囲まれた風光のプールに到着できるのは、ちょっと不思議です。
では、以下プールとプールに隣接する中津川の河原のPキャンピングを紹介します。行きかたはこちらのオフィシャルサイトを参照してください。

くじらの噴水がある子供プール 競技用となる50mプール
子供専用のプールです。小学生以下はこちらのプールのみで、競技用のプールへは入れません。深さは50cmほどです。遊ぶときは安全のため親がいっしょでなくてはいけません。 50m競技用プールです。とはいえ、競技がない限り、プール内で遊んでいても大丈夫。神宮プールでは、常に泳いでいないと注意されたりしますが、ここは遊園地のプールのように親子で遊べます。
田代運動公園のプール俯瞰 50mプールの俯瞰
大型ウォータースライダーから子供プール全体を見渡しました。回りが山々に囲まれているのが分かります。空気も美味しく、日陰で休んでいるとリゾート気分です。 ウォータースライダーから50mプール全体を見渡しました。8月の週末の午前中でこの混雑度。11時過ぎから少し込んできましたが、朝の10時ごろは空いていました。
田代運動公園の入り口
田代運動公園の入り口です。綺麗なお姉さんがサンダル用にビニール袋をくれます。 プールの前景地図と深さを表した看板です。冬はアイススケートになるので、施設を有効活用していることがわかります。
大人300円、子供150円 更衣室の入り口
大人300円、子供150円です。他に町内の人には割引券などがあるようです。なお、入場券は入るとき渡すのではなく、帰りの際に渡します。時間制限もないため、300円で十二分に楽しめます。 更衣室の入り口です。施設は少し古いですが、必要十分です。コインロッカーは100円が必要です。ただし、利用後は返却されます。シャワーはお湯が出ます。
人気のウォータースライダー 人気のウォータースライダー屋上
人気のウォータースライダーです。利用できるのは小学生以上です。鼻をつまんで滑らないと、必ず着水後鼻に水がはいります。 監視員が笛を鳴らすと次に滑れます。結構スピードが出ますのでジェットコースターのようなGが感じられます。
空いている土曜日午前 プールの周りが山々
2004年8月7日土曜日の午前10時半ごろです。まだ混んでいなく、泳ぐ人もまばらでした。 プールの周りが山々なので、なんともいえない清清しさを感じます。蝉の声を感じながら、ゆったりと遊べます。
プール内には町営売店 プール内には自販機
プール内には町営売店でスナック菓子を売られています。毎時50分の10分休憩には、みんなスナックやお弁当を頬張っています。 飲み物はカップで提供されます。他にカップヌードルの自販機がありましたが、こちらは販売されていませんでした。
子供プールのぞうさん滑り台 くじらの噴水
子供プールのぞうさん滑り台。結構人気です。 くじらの噴水。背中に乗ると監視員から優しく注意されます。
監視員の皆さん 監視員の場所から全体を見渡す
監視員の皆さんはここからプール全体を見ています。皆さん感じがよく、日焼けで小麦色でした。紅一点可愛い監視員さんもいました。午前中は救命の練習をしていました。 監視員の場所から全体を見渡すとこんな感じです。今年の夏は暑いので、常時水を地面にまいていました。ただし、地面は歩くのに支障があるほど熱くはありません。
日陰の休憩場所 毎時の10分休憩時間
滑り台の左側は、午後1時ごろまで日陰になりますので、休憩場所ではベストの位置です。ゴザを敷いて寝そべっていれば擬似リゾート感覚です。ベンチには限りがありますので、11時にはほぼいっぱいになります。他にパラソルベンチがありますが、日差しを避けるには少し厳しいようです。 毎時の10分休憩です。このときは持ち込んだ弁当やスナック菓子を食べて体を休めます。アルコール類、ビン・缶類の飲み物は禁止されていますが、水筒で持ち込んだ飲み物やおにぎりなど食べていればあっという間に10分が経ってしまいます。
プール前の駐車場 中津川の河原
プール前の駐車場です。午後はいっぱいになりますが、満車のときは、徒歩2分ほどで脇の野球場に大型駐車場があります。また、駐車場を出たところに駄菓子屋さんがあります。 プール裏手の中津川でPキャンプが出来ます。ここへは徒歩で4−5分です。我家は昼はプールを後にして、こちらで食事を作りました。詳しくはこちらを参照してください。